とあるOMさんからの引き取り品です。...
カツミ電機のエレクトリックキーヤー「EK-600」です。
OMさんの中には同社のマニュピレーター等ご存じの方が多いと思います。
箱、取説、現品をよく見ると、ELE-KEY(R)です。(”丸にR”が付いています。)
この文字表記はカツミさんの登録商標だったのでしょう。(今はこの文字での商標登録はない(失効?)ようです。)
EK-600-1s
操作面です。
いわゆるメモリーキーヤーなのですが、当時のワンボードマイコンみたいなプッシュボタンが目を引きます。
キーイング速度もボタンで調整、ボリュームやトーンといったアナログ要素は目立たなくしています。
EK-600-2s
次は背面です。
AC電源内蔵はありがたいですね。”回”とかの規制が緩い(?)時代の物です。
インターフェース部分は外部キー入力(マニュピレーターと縦ぶれの2入力)と無線機への出力、パソコンとつなぐRS-232Cインターフェースがあります。
なんと、取説によるとパソコンから送られるASCIIコードをモールス符号に変換する回路が入っているようです。
EK-600-3s
エレキーモードにすると、「SPEED」LEDの横のバーが設定した大まかなキー速度を指します。この時代にCPMとWPMがあるということは、輸出もしていたのかな?
長点3:短点1の比率も3~3.7まで0.1単位デジテル設定とは、凝っていますね。
EK-600-4s
メモリーモードにしてマニュピレーターで記憶させると、「SPEED」のLEDバーが減っていって記憶残量の目安になります。取説によると約50文字記憶できるようです。
EK-600-5s

取説は表紙込みで6ページ程なのですが、「ワープロで打ってコピーしました」って感じです。
さすがに追加インターフェースの回路図は手書きです。
EK-600-6s
この保証書では1996年のお買い上げ。この頃はパソコンもOS(Windows)もまだ高価な頃ですが、アマチュア無線はパケット通信全盛期だった頃と思います。